レチノール
最近よく耳にするレチノールという成分、美容コスメ業界でも注目されています。
そのレチノールとはどんな成分がご存じでしょうか?
レチノールとは、ビタミンAのことです。
薬剤としてはビタミンAと構造のにた化合物、また構造は似ていないけれど働きが似た合成化合物が次々に開発されています。
海外ではニキビ、光老化した肌の治療に使用されますが、日本では化粧品として濃度の低いレチノールが認可されています。
ビタミンAは肌を若返らせるのか?
美容に関わる医師は、必要に応じて、レチノイン酸という一番強い外用薬を処方してくれます。
確かに、その人の皮膚の状態に適切な濃度と量を正しく使うと効果的なアンチエイジング剤ですが、日本人の場合は皮膚炎などの副作用が見られる事もあるので注意が必要です。また、長期の安全性などの面でも不明な点が残されているのも事実です。
純粋なレチノール、パルミチン酸レチノール、酢酸レチノールなどのマイルドなビタミンAでも、毎日使い続けると、肌の若返り効果がある事が分かってきました。
ゆくりでも、副作用の少ない方がお肌には適しています。最近ではより安全、安心にスキンケアでアンチエイジングするために、優れたアンチエイジング成分が様々なメーカーで研究され、化粧品として発売されています。